FANG+と2244 組入銘柄数やリバランス方針を比較

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株式市場の動きを俯瞰するには、さまざまな指標を理解する必要があります。その中でも、FANG+と2244は、アメリカのビッグテック企業に分散投資するための代表的な商品です。本ブログでは、この2つの商品の概要、組入銘柄数の違い、リバランス方針の相違点、信託報酬の比較、パフォーマンスの比較などを詳しく解説し、投資家の皆さまが適切な商品を選択するための判断材料を提供します。

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1. FANG+と2244の概要

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FANG+と2244は、アメリカのビッグテック企業に投資するための分散投資商品です。これらの商品にはそれぞれ特徴がありますが、共通している点もあります。

自身の投資スタイルや目的に合った商品を選ぶことが重要です。

1.1 FANG+の概要

FANG+は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)のFANG+指数に連動する投資信託です。

FANG+指数は、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、マイクロソフト、グーグル(アルファベット)など、アメリカのテクノロジー企業の10銘柄で構成されています。

1.2 2244の概要

2244は、FactSet US Tech Top 20 Indexに連動するETFです。

このETFは、アメリカのテクノロジー企業20銘柄で構成されており、FAN+よりも銘柄数が多い特徴があります。

1.3 比較

FANG+と2244は共通している点もありますが、以下の特徴を比較すると、違いが明確になります。

  • 組入銘柄数:FANG+は10銘柄、2244は20銘柄
  • 連動指標:FANG+はNYSE FANG+指数、2244はFactSet US Tech Top 20 Index(円換算ベース)

両商品は、アメリカのビッグテック企業への投資を可能にする点では共通しています。

しかし、組入銘柄数や連動指標の違いを踏まえて、自身の投資スタイルや目的に合った商品を選ぶことが重要です。

以下では、組入銘柄数の違いや他の要素を比較することで、商品の選択のポイントについて詳しく説明します。

2. 組入銘柄数の違い

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FANG+と2244の銘柄数の違い

FANG+と2244は、投資する銘柄数が異なります。FANG+は10銘柄に投資し、その中にはFacebook、Amazon、Netflix、Googleの4社を含んでいます。

一方、2244は20銘柄に投資し、組入銘柄はFactSet US Tech Top 20 Indexによって選定されます。

ポートフォリオの分散度

組入銘柄数の違いにより、ポートフォリオの分散度も異なります。以下に、FANG+と2244のポートフォリオの分散度の違いを示します。

  1. FANG+: FANG+は10銘柄で構成されているため、特定の銘柄の価格変動がポートフォリオ全体に大きな影響を与える可能性があります。例えば、FANG+の中でも特に成長力の高い銘柄の価格変動が大きく影響することがあります。
  2. 2244: 2244は20銘柄に投資しているため、リスクを分散させる効果が期待できます。組入銘柄数が多いことにより、個別銘柄の価格変動がポートフォリオ全体に与える影響は比較的小さくなります。それにより、リスクをコントロールすることが可能となります。

リスクとリターンの関係

組入銘柄数が少ない場合は、リスクが高まる可能性もある一方で、成長力の高い銘柄による高いリターンも期待できます。

また、組入銘柄数が多い場合は、リスクを分散させることができる一方で、成長力の高い銘柄の存在感が相対的に薄れる可能性もあります。

具体的な例を挙げると、FANG+は特定の成長力の高い銘柄によって大きなリターンを得る可能性がありますが、リスクも高まる傾向があります。

一方、2244は組入銘柄数が多いため、リスクを分散させながら一定のリターンを追求することができる特徴がありますが、一部の銘柄の成長力が相対的に薄れる可能性があります。

投資家は、自身のリスク許容度や投資戦略に基づいて、組入銘柄数を選定することが重要です。組入銘柄数が異なるファンドの特徴を理解し、自身の投資目標に合致するファンドを選ぶことが大切です。

3. リバランス方針の違い

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FANG+と2244のリバランス方針について比較してみましょう。

3.1 FANG+

FANG+のリバランス方針は、投資比率を一定に保つために定期的に行われます。10銘柄を均等のウェートで構成することになっていますので、10銘柄なので10%ずつになります。

具体的には、定期的なチェックポイントで各銘柄の価値を確認し、投資比率が目標よりも大きくなっている場合は売却し、逆に小さくなっている場合は購入することでバランスを調整します。

このようなリバランスの手法は、投資比率をコントロールするために有効な手段とされています。

3.2 2244

一方、2244のリバランス方針は、投資比率の調整は原則として行われません。つまり、組入銘柄の投資比率は変動する可能性があります。

ただし、投資比率は時価総額加重によって決定。1銘柄あたり最大8%、各テーマの上限25%までとします。時価総額下位の銘柄は1%程度の投資比率(2024年5月31時点)になってます。

リバランスは毎年6月および12月の第二金曜日、各銘柄の株価変動による比率の乖離を確認し、大幅な乖離がある場合には調整が行われることがあります。

実際にNVIDIA は2024年5月31日時点での投資比率が15.0589%でしたが、6月に8%までに変更されています

このリバランスは、投資比率の大幅な乖離を防ぐために行われ、過剰なリスクを抑える効果が期待されます。

*ちなみに2024年初頭から大幅下落したTESLAの投資比率は4.7467%まで低下(2024年5月31日時点)してますが、6月のリバランスで7%程度に引き上げられてます。

3.3 リバランス方針の違いの意味

FANG+と2244のリバランス方針の違いは、投資家がどのように投資比率をコントロールするかに関わります。

FANG+は定期的なリバランスにより投資比率を維持し、リスクの過剰な集中を防ぐことを重視しています。

一方、2244は一定の基準を設け、大幅な乖離がある場合にのみリバランスを行うため、投資家は一定の自由度を持ちながらも、過剰なリスクを抑えることができます。

4. 信託報酬の比較

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信託報酬は投資信託を選ぶ際に非常に重要な要素です。ここでは、FANG+と2244の信託報酬を比較してみましょう。

4.1 信託報酬率の比較

信託報酬率が高いと、投資家の利益が減少するため、コスト面での比較は非常に重要です。FANG+の信託報酬率が0.7755%と比較的高めであるのに対し、2244の信託報酬率は0.4125%と低い方です。

これらの差は、単純計算で算出すると、1,000万円の投資額では年間で差額は8,250円となります。この程度であれば、投資信託の方が良い選択と言えるでしょう。

しかし、信託報酬率だけでなく、他の要素も考慮して投資信託を選ぶことが重要です。以下に、信託報酬を比較する際に注意すべきポイントをご紹介します。

  • パフォーマンス: 投資信託の運用成績を確認し、過去の実績や将来の見通しを考慮することが重要です。
  • リスク: 投資信託のリスク水準を理解し、自身のリスク許容度に合ったファンドを選ぶことが大切です。
  • 運用方針: 投資信託の投資先や配分方針を確認し、自身の投資目標やスタイルに合致するかを検討することが必要です。
  • 追加費用: 信託報酬以外にも、販売手数料や信託財産留保額など追加費用があるかを確認し、トータルのコストを比較することも重要です。

これらのポイントを考慮しながら、投資信託を比較して選ぶことで、自身の投資目標に合った資産運用ができるでしょう。関連情報を入手し、慎重な検討を行ってください。

5. パフォーマンス比較

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参考までに、ファクトセットUSテック・トップ20指数とS&P500の保有シミュレーションによるパフォーマンス改善の比較結果があります。

半分ずつ保有していた場合、S&P500だけを保有していた場合と比較してパフォーマンスが55%改善したという結果です。

パフォーマンス改善の傾向は見られますが、具体的な各ファンドのパフォーマンスは不明ですので、個別の詳細な比較は難しいです。各ファンドの公式情報を参考にしてください。

以上がパフォーマンス比較の結果です。投資判断の参考になれば幸いです。

まとめ

FANG+と2244は、アメリカのビッグテック企業への投資を目的としたETFです。両商品には一定の共通点があるものの、組入銘柄数やリバランス方針、信託報酬率など、重要な違いも存在します。

投資家は自身のリスク許容度や投資目的に合わせて、これらの特徴を十分に理解したうえで、FANG+と2244のどちらが適切かを慎重に検討する必要があります。

組入銘柄数が少ないFANG+は成長株への集中投資が可能ですが、リスクも高めです。

一方、組入銘柄数が多い2244はリスク分散効果が期待できますが、一部の銘柄の上昇が相対的に薄れる可能性があります。

信託報酬率の面では2244のほうが低く、コスト面でも有利です。投

資家は自身の投資スタイルや目的に合わせ、これらの特徴を慎重に検討し、最適な選択を行うことが重要です。

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