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S&P500トップ20(313A)上場!!S&P10、S&P500と比較

比較記事
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S&P500トップ20ETF(313A)が上場されます。

投資の世界は、選択の幅が広がっているだけに、どの商品に投資するかを慎重に検討する必要があります。

本ブログでは、S&P500トップ20ETFの特徴を詳しく解説するとともに、S&P500指数と先に設定のS&Pトップ10インデックスとのパフォーマンス比較をしていきます。

大手企業の株式に集中的に投資するのか、幅広い銘柄に分散投資するのか、参考にしていただければ幸いです。

記事のポイント

  • iシェアーズ S&P500トップ20ETF(313A)の概要
  • S&P500トップ20時価総額加重とウエイトキャップの影響
  • S&P500関連指数のトータルリターンの比較
moomoo証券【WEB】

1. iシェアーズ S&P500トップ20ETF(313A)とは?

概要

iシェアーズ S&P500トップ20ETF(313A)は、米国株式市場において最も影響力のある企業20社に投資することを目的とした上場投資信託(ETF)です。

当ETFは『S&P500トップ20セレクト指数(税引後配当込み、TTM、円建て)』への連動を目指すETF(上場投資信託)で、2025年1月16日に東証に上場です。

このETFは、S&P500指数の中から時価総額の最上位に位置する企業を選定し、その動きに連動することを目指します。

投資対象の企業

iシェアーズ S&P500トップ20ETFの最大の特徴は、その投資対象が米国のトップ企業20社であることです。

これにより、米国経済の健全性を反映する企業群に対して集中投資が可能です。

これらの企業は多種多様な業種から構成されており、情報技術、金融、ヘルスケアなどが含まれています。

下図はベンチマークの『S&P500トップ20セレクト指数(税引後配当込み、TTM、円建て)』のセクター比率です(引用 東証マネ部 2024年11月末時点)。

構成銘柄と比率

同様にベンチマークでの構成銘柄と比率(引用 東証マネ部 2024年11月末時点)です。

金融のバークシャー・ハサウェイ、JPモルガン・チェースが上位に組み込まれていますが、それ以外はマグニフィット・セブン銘柄(1位から6位が該当)に代表されるテクノロジー関連企業が上位を占めます。

このETFは、投資先企業の成長や利益の伸びを直接享受できるため、相対的に高いリターンを追求する投資家にとって魅力的な選択肢となります。

また、投資対象が最上位企業に特化しているため、ポートフォリオのパフォーマンスは全体の市場トレンドに影響されやすいです。

特に、経済全体が好調な際には、相応のリターンが期待できます。

ウエイトによる影響

iシェアーズ S&P500トップ20ETFの構成比率は時価総額加重によって決定されます。

ただし、1銘柄の構成比率の上限は22.5%とウエイトキャップがあります。

また、構成比率の4.5%以上の銘柄合計が全体の48%を超えていけないというルールも存在します。超過分はリバランス時に他銘柄に比例配分されます。

つまり、爆発的成長企業の成長を取り込めませんが、逆にそれは、当ETFに安定性をもたらすことにもなります。

ちなみに

ちなみに、2244(グローバルX US テック・トップ20 )は時価総額加重、ウエイトキャップ8%ですが、ボラティリティが大きいテクノロジー関連企業のみの構成銘柄ですので、幅広い業種から構成されているS&P500トップ20ETFはより安定している投資先と言えるでしょう。

一方、Zテック20(iFreePlus 世界トレンド・テクノロジー株)は時価総額加重、ウエイトキャップ無し、かつテクノロジー関連企業のみの構成銘柄のため、より1銘柄の爆発的成長を取り込む可能性があるでしょう。

リバランス

定期リバランスは、毎年3月、6月、9月、12月に行われます。

このリバランスによって、銘柄入れ替えに加え、ウエイトの調整もなされます。

信託報酬

iシェアーズ S&P500トップ20ETFの信託報酬は年0.44%(税込み)になります。

新NISA

当ETFは新NISA(成長投資枠)対応です。

取引の利便性

東証に上場されているため、iシェアーズ S&P500トップ20ETFは容易に購入・売却することが可能です。

透明性の高い取引環境で、リアルタイムでの取引が可能なため、投資家は素早く市場の動きに対応できます。

2. S&P500指数とS&P500トップ10とは

S&P500指数の概要

S&P500指数は、アメリカの株式市場を代表する重要なインデックスであり、約500の大規模企業で構成されています。

この指数は、米国の経済全体の健康状態を示すバロメーターとして広く利用されており、投資家が市場の動向を把握するための貴重な情報源となっています。

S&P500指数は、株式市場の主要なトレンドを捉えるために非常に役立つ指標です。

もちろん、S&P500トップ10指数、S&P500トップ20セレクト指数に採用されるためには、S&P500指数に採用されなければいけません。

Tracers S&P500トップ10インデックスファンドの概要

Tracers S&P500トップ10インデックスファンドは、S&P500指数の構成銘柄のうち時価総額上位10社の株式に投資するインデックスファンドです。

『S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース)』の動きに連動することを目指しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

コスト面の優位性

Tracers S&P500トップ10インデックスファンドは、年間の信託報酬がわずか0.10725%(税込み)であり、非常に低いコストで運用されています。

これは、シェアーズ S&P500トップ20ETFの0.44%(税込み)と比較してもかなりの低コストです。

3. ベンチマークでのパフォーマンスの比較

このセクションでは、iシェアーズ S&P500トップ20ETFとTracers S&P500トップ10インデックスファンド、S&P500のパフォーマンスをベンチマークの指数で比較していきます。

それぞれ円建てでのトータルリターンで比較していきます。

S&P500指数以外の2つの指数は最近の算出開始のため、それ以前はシュミレーションになります。

iシェアーズ S&P500トップ20ETFのベンチマークの『S&P500トップ20セレクト指数(税引後配当込み、TTM、円建て)』は2024年11月8日より算出開開始

Tracers S&P500トップ10インデックスファンドのベンチマーク『S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース)』は2024年4月5日より算出開始

過去10年間のパフォーマンス比較

2024年12月20日までの過去10年間のトータルリターンは
S&Pトップ10>S&Pトップ20>S&P500となっています。

過去3年間のパフォーマンス比較

2024年12月20日までの過去3年間のトータルリターンも
S&Pトップ10>S&Pトップ20>S&P500となっています。

ただ、S&Pトップ10とS&Pトップ20のパフォーマンスはほぼ同じくらいです。

過去1年間のパフォーマンス比較

2024年12月20日までの過去1年間のトータルリターンも
S&Pトップ10>S&Pトップ20>S&P500となっています。

この期間も、S&Pトップ10とS&Pトップ20のパフォーマンスそんなに大きな差はありません。

パフォーマンス比較より考察

過去10年間のトータルリターンの比較ではどの期間(上記にない期間含む)をとっても、
S&Pトップ10>S&Pトップ20>S&P500となっています

S&Pトップ10とS&Pトップ20のリターンの差はあまりないこともわかります。

ただ、S&Pトップ10のボラティリティの大きさも見てとれます。

上昇相場が長く続けば、S&P500トップ10はS&Pトップ20を大きく上回ると思います。

一方、S&Pトップ20は20銘柄の分散効果、ウエイトキャップにより、S&Pトップ10に対して安定していると思います。

もちろん、リスクの観点からもS&P500が最も安定性に優れた投資先であることは言うまでもありません。

S&P20 S&P10 S&P500 比較 について総括

  • トータルリターン(過去10年はどの期間でも):
    S&Pトップ10>S&Pトップ20>S&P500となる
  • S&Pトップ10とS&Pトップ20の差は少ない
  • S&Pトップ10のボラティリティは大きい
  • S&P500指数は幅広い企業に分散投資することで最も安定性がある

*投資を検討する際には、自身のリスク許容度に合わせた判断を行うことが重要です。

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