アムンディ・インデックスシリーズのオールカントリ-大型成長株ファンド徹底解説!

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アムンディ・ジャパンはアムンディ・インデックスシリーズ第1弾として3本設定しました。その中で、特に注目のオールカントリー大型成長株ファンドは、攻めの投資を目指す投資家向けの商品となっています。オルカン大型成長株ファンドの概要や特徴、オルカン高配当株などとの違い、リスクやデメリットについて解説します。

アムンディ・インデックスシリーズの違い

1.アムンディ・インデックスシリーズ」で最も注目のオールカントリー大型成長株ファンドとは

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「アムンディ・インデックスシリーズ」概要

アムンディ・ジャパンはコストインデックスファンドシリーズとして、「アムンディ・インデックスシリーズ」を立ち上げました。

まずは、オールカントリー・高配当株、オールカントリー・大型成長株、インド株の3ファンドが設定されました。SBI証券とマネックス証券で取り扱います。

アムンディ・インデックスシリーズは運用コストを抑えながら代表的なインデックスファンドに「高配当」などプラスアルファの価値を付与したインデックスファンドのシリーズとのことです。

全世界株式や国内外の株式・債券インデックスファンドではなく、全世界株式(オールカントリー)のや大型成長株、高配当株指数、インド株式インデックスファンドで設定しています。

オールカントリー大型成長株ファンド

オールカントリー・大型成長株ファンドは、「アムンディ・インデックスシリーズ」から設定された注目の新しい投資商品です。

このファンドは、保守的な投資手法を一歩進め、攻めの投資を目指しています。

また、成長が期待される大型成長株への投資を中心に行っており、積極的な成長を追求しています。

信託報酬率が0.165%、ベンチマークにはMSCI ACWI大型株グロース指数が採用されています。

銘柄数はなんと626銘柄です。

オールカントリー・高配当株ファンド

オールカントリー・高配当株ファンドは、主として、世界各国の株式への投資を通じて、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス 高配当利回りインデックス」に連動する投資成果を目指して運用を行います。

信託報酬率は0.165%です。

インド株ファンド

インド株ファンドは、主として、インドの株式等への投資を通じて、Nifty50指数に連動する投資成果を目指して運用を行います。

信託報酬は、年0.2805%で、従来のインド株インデックスで信託報酬が最も低かった「auAM Nifty50インド株ファンド」の年0.297%を下回り業界最低水準の運用コストになります。

(アムンディインデックスシリーズ)オールカントリー大型成長株 2024/6/28設定 信託報酬 0.165% 分配金年1回
(アムンディインデックスシリーズ)オールカントリー高配当株 2024/6/28設定 信託報酬 0.165% 分配金年4回
(アムンディインデックスシリーズ)インド株 2024/6/28設定 信託報酬 0.2805% 分配金年1回

しかしこれらのファンドを選ぶ際には、投資に伴うコストやリスクも注意が必要です。情報がまだ限られているため、情報収集を行い、ファンドの成績やリスクを評価する必要があります。

投資を長期的な視点で行う場合、コストを抑えることが重要です。

このファンドは、オルカンやS&P500などの良いところを取り入れた投資手法を採用しており、オールカントリー投資とS&P500のいいとこどりをしたい投資家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。

2.オールカントリー大型成長株ファンドに注目が集まる理由

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最近、投資家たちの間で成長株に対する注目が高まっています。

なぜ成長株に注目が集まるのでしょうか?

市場のトレンド

成長株は、企業の収益や利益が伸びている銘柄を指します。市場では、成長性が高く将来の利益が期待できる企業に対してプレミアムがつく傾向があります。

そのため、投資家たちは成長株に注目し、その成長を見込んで投資を行う傾向があります。

投資のリターン

成長株には高いリターンが期待できる可能性があります。

なぜなら、成長株は会社の成長に連動して株価も上昇する傾向があるからです。

成長株に投資することで、将来的なキャピタルゲインを得ることができるかもしれません。

投資家の関心の移り変わり

過去には大型株に注目が集まることが多かったですが、最近では投資家の関心が変化しています。

中小型株や成長株に対する関心が高まってきており、これまで見過ごされがちだった銘柄にも投資が行われるようになりました。

また、大型株への過度な物色が行われた場合には、過去にも中小型株への物色傾向の変化があるという指摘もあります。

投資の多様化

近年、様々な投資手法や商品が登場しており、これまで以上に投資の多様化が進んでいます。

成長株への投資もその一つであり、投資家は多様なリスクとリターンの中から自身に合った投資を選ぶことができます。

以上が、成長株に注目が集まる理由の一部です。成長株は将来的な利益の期待が高いため、投資家の関心が高まっています。

ただし、投資はリスクも伴うため、自身の投資目的やリスク許容度を考慮した上で投資を行うことが大切です。

3.オールカントリーインデックスシリーズの特徴・ポイント

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オールカントリー・インデックスシリーズの特徴とポイントについて紹介します。

オールカントリー株式の投資対象

オールカントリー・インデックスシリーズは、オールカントリー株式に投資するファンドです。

このファンドは、世界中の銘柄をカバーするため、幅広い地域・国・業種の企業に投資することができます。

これにより、投資ポートフォリオの分散を図り、リスクを分散させると同時に、成長性の高い銘柄にも投資することができます。

高い配当利回りと分配頻度

オルカン・インデックスシリーズは、高い配当利回りと分配頻度が特徴です。

特に、「オルカン・高配当株」は、配当利回りが通常の全世界株に比べて高く、3%以上の想定利回りを実現しています。

さらに、年に4回の分配金の支払いを行うことが標榜されており、投資家に安定した収益を提供します。

ワールドワイドな株式市場の動向に連動

オルカン・インデックスシリーズは、ワールドワイドな株式市場の動向に連動しています。

世界の主要な株式市場の値動きを反映するため、投資家は国内外の様々な要因による株式市場の変動を受けることになります。

これにより、投資家はグローバルな経済情勢に関連するリスクや機会に対応することができます。

リスクの管理と分散投資

オールカントリー・インデックスシリーズは、リスクの管理と分散投資にも配慮されています。ファンドのポートフォリオは、複数の銘柄や業種、地域に投資することで、投資リスクを抑えることができます。

また、ファンドの運用はインデックスに連動する形で行われるため、ファンドマネージャーの判断や予測に依存せず、市場全体のパフォーマンスを反映することができます。

シンプルで手軽な投資方法

オールカントリー・インデックスシリーズは、幅広い投資家にとって魅力的な特徴を持つファンドです。

その高い配当利回りや分配頻度、ワールドワイドな投資対象などが、投資家の資産運用の幅を広げる一助となるでしょう。

投資家は自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、オルカン・インデックスシリーズを活用してみてはいかがでしょうか。

4.オールカントリー・大型成長株のリスク・デメリットについて

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オールカントリー・大型成長株の投資には、いくつかのリスクやデメリットが存在します。以下にその主なポイントをまとめました。

株式市場のリスク
オールカントリー・大型成長株のファンドは、株式市場への投資を主眼としています。

そのため、株式市場の変動により投資元本が減少するリスクがあります。

株価の下落や市場の不安定性が続く場合、投資家は損失を被る可能性があります。

地域リスク
オールカントリー・大型成長株のファンドは、世界の様々な国や地域の株式に投資するため、特定の国や地域のリスクを分散することができます。

しかし、投資先の国や地域の経済状況や政治的なリスクが投資の成果に影響を与える可能性があります。したがって、投資家は地域リスクを考慮して投資判断をする必要があります。

通貨リスク
オールカントリー・大型成長株のファンドは、世界中の企業に投資するため、異なる通貨の取引が発生します。通貨の価値変動により、投資元本の価値が上下する可能性があります。

また、為替レートの変動により、投資成果が通貨の変動によって影響を受けることもあります。

 運用会社のリスク
オールカントリー・大型成長株のファンドの運用は、運用会社に委託されます。運用会社の能力や経験によって、ファンドの成果に影響を与える可能性があります。

したがって、投資家は信頼できる運用会社を選ぶことが重要です。

以上がオールカントリー・大型成長株の投資における主なリスクやデメリットです。

投資を検討する際には、自身のリスク許容度や投資目的に合わせて、適切な投資商品を選ぶことが重要です。

5.他のオールカントリーファンドとの違い

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オールカントリー・大型成長株ファンドは、オールカントリー投資の中でも特に成長株に注目しています。他のオールカントリーファンドと比較して、どのような違いがあるのでしょうか。

以下にその違いをご紹介します。

テーマの特化度

オールカントリーファンドは、複数の国の株式を幅広く取り扱っていますが、オールカントリー・大型成長株ファンドは特に大型成長株に特化しています。

大型成長株は市場の成長をリードする銘柄であり、将来的に高いリターンを期待することができます。

投資地域の選定方法

他のオールカントリーファンドでは、投資地域の選定方法が異なることがあります。

一部のオールカントリーファンドでは、経済成長の見通しが良い地域に重点的に投資する傾向があります。

一方、オールカントリー・大型成長株ファンドでは、大型成長株が存在する地域を中心に選定しています。

銘柄の選定基準

オールカントリー・大型成長株ファンドの銘柄の選定基準も他のオールカントリーファンドと異なることがあります。

成長性や収益性が高い銘柄を重視する一方、他のファンドでは配当性やバリュエーションなどの要素も考慮して銘柄を選定している場合があります。

リスクとリターンのバランス

他のオールカントリーファンドと比較して、オールカントリー・大型成長株ファンドのリスクとリターンのバランスも異なることがあります。

成長株に投資することでリターンを追求する一方、成長株は価格変動が大きいため、価格の下落リスクも高まることが考えられます

以上がオールカントリー・大型成長株ファンドと他のオールカントリーファンドとの違いです。投資を検討する際には、自身の投資目的やリスク許容度に合わせて適切なファンドを選ぶことが重要です。

まとめ

オールカントリー・大型成長株ファンドは、オールカントリー投資の新しい選択肢として注目されています。このファンドは、高成長が期待される大型株式に投資を集中し、積極的な成長を目指しています。

一方で、株式市場のリスクや地域リスク、通貨リスクなども存在するため、投資家はこれらのリスクを十分に理解する必要があります。

また、他のオールカントリーファンドとの違いも考慮し、自身の投資目的やリスク許容度に合わせてファンドを選択することが重要です。

オールカントリー・大型成長株ファンドは、攻めの投資を追求する投資家にとって魅力的な選択肢の1つといえるでしょう。