SBI-Manリキッド・トレンド・ファンドについて、その特徴や運用方法、メリット。デメリットなどを解説するブログです。
投資の新しい可能性を切り開くリキッド・トレンドの概要を知ることができ、柔軟かつ効果的な資産運用の方法について理解を深めることができます。
また、リキッド・トレンドの強みクライシス・アルファを詳しく説明します。
- リキッド・トレンドの運用方法
- リキッド・トレンドの強み「クライシス・アルファ」とは
- リキッド・トレンドのデメリット
1. リキッド・トレンド・ファンドとは
SBI-Manリキッド・トレンド・ファンド(リキッド・トレンド)は2024年8月16日に運用開始されました。
実質信託報酬は年率0.998%、為替ヘッジはおこないません。
新NISA対象ではありません。
概念の基本
リキッド・トレンドは、流動的かつ柔軟な資産運用戦略を指します。
これにより、投資家は市場の変動に対応しやすくなり、より多様な機会を得ることができます。
特に、リーマンショックやコロナ禍などの不況時に、リキッド・トレンドはその特性を活かしてポジティブなパフォーマンスを記録することが期待されています。
特徴的なアプローチ
- 多様な市場への投資
– リキッド・トレンドは26の異なる市場に分散投資を行います。このアプローチにより、特定の市場の動向に依存せずに収益を上げる可能性を高めています。 - トレンドフォロワーの戦略
– リキッド・トレンドは、上昇トレンドと下落トレンドの両方で利益を追求します。市場の流れを捉え、適切なタイミングでポジションを調整することで、リターンを最大化しようとする戦略です。
リキッド・トレンドの背景
リキッド・トレンドは、従来の投資スタイルとは異なり、デジタル技術の進化によって実現した新しい運用手法の一部です。
トレーディングプラットフォームやアルゴリズムによる迅速な取引が可能になり、投資家はリアルタイムで市場の変化に対応できるようになりました。
これにより、流動性の高い投資戦略が重要視されるようになったのです。
投資の流れ
リキッド・トレンドは、投資家が資金を運用する際に柔軟性を確保します。
そのため、従来の長期保有の考え方とは異なり、短期的な変動を利用して利益を上げることが重視されます。
このように、リキッド・トレンドは市場の状況に応じてフレキシブルに対応することが可能な戦略です。
2. リキッド・トレンドの特徴
リキッド・トレンドは、近年の投資戦略の中で注目を集めており、その主要な特徴には以下のポイントが挙げられます。
運用方法は、マーケットの動向に応じて柔軟かつ効率的に資産を配置することを目的としています。
このセクションでは、リキッド・トレンドの具体的な運用アプローチや戦略について解説します。
分散投資の重要性
リキッド・トレンドの運用では、26の異なる市場に分散投資を行うことが基本的な戦略です。
これにより、単一市場のリスクを軽減することができ、全体として安定したリターンを追求することが可能になります。
市場が下落する局面でも、リキッド・トレンドは他の資産クラスと補完し合いながらプラスのリターンを目指します。
上昇トレンドと下落トレンドの対応
リキッド・トレンドの運用モデルでは、相場の変動に柔軟に対応するため、上昇トレンドと下落トレンドの両方においてポジションを調整することが求められます。
具体的には、市場の動向や経済指標の変化を定期的にチェックし、適切な時期にポジションを増減させることで、リスクを抑えつつリターンを最大化することを目指します。
引用:SBIアセットマネジメント販売用資料
特に大幅な下落局面においては、リキッド・トレンドが高いパフォーマンスを発揮する可能性があります。
運用モデルの活用
運用方法には特定のモデルが活用されており、過去のデータを分析することで市場の保有ポジションを算出します。
このモデルでは、運用報酬や取引コストを考慮しつつ、各資産の価格変動を反映させてパフォーマンスを評価します。
このように、シミュレーションに基づいた運用は、予測精度を高めるための重要な要素となります。
継続したパフォーマンスの監視
運用プロセスには、定期的なパフォーマンスの監視も含まれます。
市場環境は常に変化しており、それに応じてリキッド・トレンドの運用方針を見直すことが不可欠です。
月次や四半期ごとにパフォーマンスを分析し、必要に応じてアプローチを修正することで、安定した収益の確保を図るのです。
クライシス・アルファの追求
リキッド・トレンドの運用戦略は、「クライシス・アルファ」の獲得を目指しています。
金融危機や市場変動が激しい状況において、収益を得るチャンスを捉えようとするこの理念は、投資家にとって魅力的な側面となっています。
リスクの高い局面で高いリターンを狙うスタイルは、他の一般的な投資手法とは違ったアプローチを示しています。
情報の迅速な取得と分析
リキッド・トレンドにおいては、市場情報の収集と分析が迅速に行われ、常に変化する市場環境に適応する能力が求められます。
テクノロジーの進化に伴い、情報を直ちに分析し、トレンドを捉えることで、最適な運用戦略を構築することが可能になります。
これらの特徴により、リキッド・トレンドは歴史的な市場の変動を超えて安定した運用を目指す投資戦略として注目されています。
投資家はこの戦略を通じて、よりダイナミックで変化に富んだ投資環境での成功を手にすることが期待されます。
3. リキッド・トレンドの投資メリット
リキッド・トレンドは、高い柔軟性とパフォーマンス向上の可能性を兼ね備えた投資戦略です。
このセクションでは、その具体的な投資メリットについて詳しく探っていきます。
市場下落時の強み
リキッド・トレンドは、株式市場の下落局面でもプラスのリターンを狙える特性を持っています。
これは、伝統的な資産運用が苦戦する場面でも、収益機会を見出すことができることを意味します。
過去のデータによると、リキッド・トレンドはITバブル崩壊、リーマン危機、コロナ禍、ウクライナ危機などの市場の激変時に、世界株式を上回るパフォーマンスを記録しました。
引用:SBIアセットマネジメント販売用資料
長期的な安定したリターン(バックテスト)
リキッド・トレンドは、短期的な市場変動に左右されにくい運用戦略を採用しているため、長期にわたって安定したリターンが期待できます。
リキッド・トレンドの過去パフォーマンス(バックテスト)を世界株式と比較してみます。
1998年6月末から2024年3月末の結果です。
引用:SBIアセットマネジメント販売用資料
全世界株式の約6倍に対して、リキッド・トレンドは約25倍の成長を見せています。
特に、構造的なトレンドを追随する戦略により、成熟した市場でも一貫した収益を上げることが可能となります。
リキッド・トレンドの過去のリターンとリスク
リキッド・トレンドのリターンとリスクについて考えていきます。
1998年6月末から2024年3月末の約26年間でのシャープレシオ(ドルベース)は、0.9を実現しています(円ベースでは0.76)。
リターンとリスクを記した、下図を見てみましょう。
引用:SBIアセットマネジメント販売用資料
リスクは米国株とほぼ同等、リターンは約5倍ですと素晴らしい実績です。
分散投資の効果
リキッド・トレンドの運用方針として、26市場にわたる分散投資が挙げられます(下記参照)。
引用:SBIアセットマネジメント販売用資料
この広範囲な市場への投資は、特定の地域や資産クラスに依存するリスクを低減し、全体のポートフォリオの安定性を向上させます。
分散投資の効果により、市場の異なる動向に対して柔軟に対応し、収益機会を最大限に生かすことができます。
アクティブな運用アプローチ
リキッド・トレンドは、単なるパッシブ運用に留まりません。
市場のトレンドを敏感に捉え、アクティブな運用を行うことで、投資成果を最大限に引き出すことが可能です。
この運用スタイルは、変動の激しい市場環境において特に有利です。
クライシス・アルファの追求
リキッド・トレンドの運用戦略は、「クライシス・アルファ」の獲得を目指しています。
金融危機や市場変動が激しい状況において、収益を得るチャンスを捉えようとするこの理念は、投資家にとって魅力的な側面となっています。
リスクの高い局面で高いリターンを狙うスタイルは、他の一般的な投資手法とは違ったアプローチを示しています。
低コストの運用
リキッド・トレンドは、運用コストを抑えながら高いパフォーマンスを目指す設計になっています。
投資家は、コストパフォーマンスを重視しつつ、効果的な資産配分を実現できるというメリットがあります。
経済環境への柔軟な対応
市場環境は常に変化しており、リキッド・トレンドはその変化に応じて適切な戦略を採用します。
この柔軟性は、長期的な投資成果を保証する要素となっており、さまざまな経済状況においても投資家に安心感を提供します。
以上のように、リキッド・トレンドは多くの投資メリットを提供しています。
市場の不確実性が増す現代において、通年で安定的な収益を追求する戦略として、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ここまでは、リキッド・トレンドを投資するにあたってのメリットを見てきましたが、デメリットも存在します。
次のセクションでは、デメリットについて記していきます。
リキッド・トレンドの投資デメリット
リキッド・トレンドのデメリットは以下の通りです。
信託報酬が高い
リキッド・トレンドの信託報酬は年率0.998%です。
これは、オルカン(0.05%くらいが多い)に対して、非常に高いです。
長期的な投資を考える方にとっては、かなり気になる差ではないでしょうか。
レンジ相場に弱い
リキッド・トレンドはトレンド変換時に強みを発揮する戦略で実績をあげていくファンドです。
市場変動が激しい状況が発生しなければ、強みである「クライシス・アルファ」の獲得もできません。
新NISA非対応である
このファンドの特徴を考えた時に、多くの投資家は長期運用を考えると思います。
長期投資中に必ず訪れる下落相場で、リキッド・トレンドの投資の強みが生きるためです。
それに対して、新NISA投資できないということはかなりのデメリットであると言えます。
リキッド・トレンドについての評価
- 過去26年間でリスクは米国株とほぼ同等、リターンは約5倍(バックテスト)
- 上昇トレンドと下落トレンドの両方で利益を生み出す「クライシス・アルファ」の獲得は、リキッド・トレンドの大きな強み
- デメリットとして、レンジ相場に弱い
- オルカンに対して、信託報酬(0.998%)が高い
- 新NISA非対応